よく「神社に呼ばれる」とか言いますよね。
なぜ呼ばれるのかも、呼ばれるって何なのかもよくわかっていない人がほとんどではないでしょうか。
私もそうです。
でも、「これは呼ばれているんだな」と自分が思ったら、
素直にそう思えたら、
迷わず行ってみることをおすすめします。
行った先で、思いもよらないいいことが待っていたりします。
お知らせは数字でやってきた
その日は休日で、病院へお見舞いに出かけていました。
運転の途中で
なんとなく・・・
人から「寒波が来て寒くなるから体調に気をつけてね」とLINEをもらっていたのを思い出しました。
寝るときに、昔温泉旅館のアメニティでいただいた足袋を履いているのですが、一足しかないのでもう一つ買い足したいな、と思っていた頃でもありました。
お見舞いの後に予定がなかったので、その足で日帰り温泉にでも行かないかと同乗者を誘ってみたのですが、「めんどくさい」と一蹴。
雪が降っていたので、県北の道が少し不安でもありましたが、一人でも行ってこようかなと思ったら、対向車のナンバーが8118・・・
あ、龍のナンバーだ・・・(龍とご縁のあるナンバーと私が勝手に思っています)
その後も、同乗者をあの手この手で誘ってみましたが、やはり行かないとのこと。
しつこく誘っていると、
「なんでそんなに行きたいん?」
「雪が降ってたらどうするの?」
の行くな行くなコール。
それでも龍のナンバーを次々目にするし、なんかもう抗えない感じがしたので、
「とりあえずあなたを家まで送るからその後私一人で行くね」と告げて、
同乗者を送り届け、タオルなどピックアップし、その足で来た道を戻り、一人旅館に向かったのでした。
その間も何度も8888や8118や8008のナンバーを見ます。
まるで応援されているようだわ・・と思いながら北へ北へ向かうのでした。
そういえば・・
私は、温泉は大好きなのですが、大衆浴場なるものがどうも苦手です。
ゆっくりできないのと、なんとなく衛生的にどうなんだろうと思ってしまいます。
温泉は内風呂付きしか泊まりません。
また、一人で温泉に行ったこともありません。
一人で行動するのもあまり好きではなく外では誰かと一緒にいたい方。
一人焼肉とか、一人カラオケに行こうと思ったこともありません。
そういったところに行ける人をいつも憧れの目で見ていました。
それがです。
何の躊躇もなく行ってしまいました。
日帰り温泉・大衆浴場へ。
一人で。
旅館からのプレゼント
その旅館には約二か月ぶりの再訪。
5,6人のスタッフさんを除いて広いロビーには私だけ。
宿泊客いないのか?
少し様子がおかしいなと思いつつも売店へ。
前回泊まった時売店で売られていた足袋を探しますが置いてありません。
はて・・・確かに売ってたぞ。〇〇〇円くらいだったと思うぞ。
とキョロキョロしていたら、支配人らしき人が近づいてきて
「何かお探しですか?」と。
よくよく聞いてみると、その足袋はアメニティではあるが、売り物ではない。
元々売っていない、ということなのです。
正直疑わしかったのですが、どうしても欲しかったので
「どこのメーカーでどこで買えるかだけでも教えていただけると助かるのですが・・・」と言ったら
「せっかくうちに宿泊してくださったお客様なので・・・」
とご厚意で2足くださいました!
ありがとうございます!!!
なんでくれたんだろ。
よくわからんが嬉しい、ありがとう!
もらってばかりじゃあれなんで・・・他のお土産をいくつか買っときました。
でも自分が欲しかったものばかりなので大変満足。
いざ温泉へ
日帰り温泉は、その旅館からほど近いところにあります。
車で一分。
なんなら、旅館のお湯もそこの源泉から引いてきているのです。
元の湯ですね。
夕方16時半くらい。
駐車場はいっぱいでしたが、数台空きがありました。
温泉の入り口を入ったら、どこにでもあると思うのですが、
「入れ墨、タトゥーの方、お断り」の文字・・・
ああ・・・忘れていました。
入っていたんでした。
そして、絆創膏も忘れた・・・
ここで終わりか・・・と思ったのですが、何となく「まあいいや」が発動し、
入ってしまいました。
駐車場はいっぱいだったのに、更衣室には人がほとんどいません。
なぜ・・・???
服を脱いだら・・あ、コンタクトも忘れてる・・・
なんか色々忘れています。
急遽行くことにしたので、準備不十分です。
浴場の方へ行くと、ちらほら人がいるようなのですが、湯煙でほぼ見えません。
その上、いつもの私なら人目が気になるのですが、コンタクトもないのでなーんにも見えません。
両者見えなければ・・・問題なしです。
なんか、今まであれこれ気にしすぎててバカみたい・・と思いながら
露天風呂へ。
空が見える!解放感でいっぱい!のはずなのですが、
見えないので・・・
ただただ空間に一人取り残されたような
この宇宙で自分だけのような・・
何も考えることもなく
しなければならないこともなく
何時までに帰んなきゃいけないとか時間に縛られることもなく
ただお湯があって自分がいて
あったかくて
幸せだなあ
あ、私はこれをしに来たのか。
と、そこではじめて気づくのです。
帰り道、身体が軽くて、ポカポカしていて、最高の気分でした。
温泉に入ったんだから当たり前じゃないか、とかは思わんでよろしい。
呼ばれてら
誰が呼んでくれたんでしょうね。
道も空いてた。
雪も降ってなかった。
プレゼントまでもらえた。
一人で温泉に行けた。
公衆浴場をクリアした。
リラックスできた。
今日会った人、なんなら全員親切だったー!
大したことはしてませんが、何十年と自分の中にあったブロックをことごとく外せた気分です。
いわゆる”お知らせ”が来たら、迷わず行動に移してみるといいことがあります。
うまく言えないんですけど、こういうちょっとしたハッピー♪は、直観に従っていると雪崩のように来ます。
いつもいい気分でいようね、って龍が言ってるような気がするので改めてお伝え。
そして、久々の龍との邂逅はこの数日後にやってきます。
コメント