準備期間も含めたら食事制限を始めてかれこれ5日目になりました。
断食中は激しい運動はできないので、思い切り体を動かしたりすることもなく、穏やかな毎日がのんびり続いています。
そうでなくとも、ろくに運動もせず毎日のんびりしていますが、それはさておき。
体調の変化
断食2日目の朝は身体がポカポカしており気持ちがいいので、しばらくベッドの中で横になっていました。
二度寝キメちゃおっかな…と思っていたら、段々ポカポカというより熱くなってきまして。
汗かきそうじゃない?と思ったタイミングでベッドから出ると、滅多にない立ちくらみがやってきました。
調べてみると、
・断食中は代謝が高まっているので、身体がポカポカとあたたかくなることがある。
・断食中や断食後には、好転反応として立ちくらみや発汗がある。・・・発汗の場合は体内に溜まっている毒素や老廃物が排出されるため。
・好転反応には個人差があり、また断食前の食生活の影響が大きい。食生活が良ければ好転反応は薄く、食生活が悪ければ好転反応は強く出る。
らしいです。
他にも「断食 好転反応」で調べると数多くの情報が出てきます。
気になったのは立ちくらみ。
昔、低血糖状態になり倒れそうになったことが何度かありまして、これが結構大変でした。
冷や汗をかき始めたり、身体が急に熱くなったり寒くなったりするので、ああっ!来る!とわかるのですが、これに対処するのには何か食べるのが一番。
自宅なら問題ないのですが、外では厄介でした。
低血糖の兆候が見られたら周囲に自販機がないか探し、自分が倒れる前に缶入りのコーンポタージュをゲットするミッションが発生します。
飲めれば何でもいいとは思うのですが、こういう時に身体が欲するのは決まって速攻でエネルギーになる、かつ、高カロリー。
コンポタ、なければお汁粉、それでもだめならジュースでつないでコンビニを探す…
自販機がない時は、一緒にいる人にコンビニまで走ってもらい、おにぎりかチョコを買ってきてもらっていました。
その間自分は道に座り込み、意識だけは失わないように省エネモードを貫きます。
本日の断食による立ちくらみはそれに比べたら可愛いもの(意識を失いそうなとこまでは行かないなとわかる程度)でしたが、少しお腹に何か入れた方がいいと思ったので、コールドプレスジュースを作ることにしました。
断食中の飲み物
ジュース飲んだら断食じゃないじゃなーい、そんな声が自分の中から聞こえてきましたが、立ちくらみは怖いので、最小限の動き~亀の如く~でコールドプレスジュースを作ります。
コールドプレスジュース(読み)こーるどぷれすじゅーす(英語表記)Cold Press Juice
熱を加えずゆっくり搾る「低温低圧圧縮方式」で抽出した野菜・果物・ナッツ類の汁のみのジュースのこと。低速回転で材料を押しつぶすようにして搾るスロージューサーを用いて作られる。熱や高速撹拌による酸化や成分損失を防げるため、素材本来のおいしさや栄養素が損なわれにくいとされている。
https://kotobank.jp/word/%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9-1705281
材料は旬のフルーツや野菜が望ましいのでしょうが、細かいことは気にしません。家にあるのでいいんじゃない?と思います。
ただナッツ類は脂質も多く含むので避けておきました。脂質は消化に時間がかかります。エネルギーをできるだけ消化活動に回さず効率よくデトックスしたいので今回は果汁のみでいきます。
また、スムージーと比べて、コールドプレスジュースは不溶性食物繊維が除かれた液体の状態でいただくので消化吸収もよく、オートファジーを邪魔しない(ような気がする)ため、デトックス効果を狙った断食をするなら断然コールドプレスでいただきたいですね。
<材料> コップ1杯分
リンゴ…1個
キウイ…5個 小さめのキウイ。スーパーで売られているようなキウイに換算すると3個分くらい?
ライム…1個
<作り方>
ハンドプレスのジューサーでグリグリ潰すだけ。
<所要時間>
亀だから40分 ほんまに40分かかりましたわ。
私は手動で作ったので、疲れるし時間もかかりました。
定期的にコールドプレスジュースを飲みたいと思われる方は、スロージューサーがあるといいのかなと思います。
市販のジュース(ほぼ飲みませんが)に比べて、搾りたてなので最高に美味しいですし、無農薬のフルーツ・野菜であれば皮まで絞れるので重宝しそうです。
断食中に食べたもの
食べとるやん。
と家族からも総つっこみをいただきましたが、梅干し1個です。
ミネラルとクエン酸が欲しかったのです。
塩だけでは足りん。
当初の予定(塩と水のみでやり切るつもりでした)とはだいぶ変わってきてしまいましたが、立ちくらみがショックで安全策を取ることに。
コールドプレスジュースと梅干しのお陰で、午後は安心して買い物にも出られましたし、「食べたい!」という禁断症状に苛まれることもなく、明日の断食最終日も乗り越えられそうです。
気付き
元々食べるの大好き!三度の飯より飯が好き、太っても気にしないタイプだったので、今断食をしているなんて夢のようですが、断食をしてみてわかったことが3つありました。
①誰かが食べている姿を見ているだけでも幸せを感じる
人が何かを食べているのを見ているだけで、美味しそうだなあ、幸せだなあと思える不思議。なので、用もないのにご飯の時間になると家族が食べているのを見ています。
なんて事ないいつものサンドイッチやお味噌汁が、王様のごちそうみたいに見えてくるからこれまた不思議。
また、このソースを付けたらこの料理はきっとこんな味になるな、とか想像するだけで楽しいのです。というか幸せ。
今まで一度も感じたことのない感覚に驚いています。
うちによく来られるお客様で糖尿病の方が、自分は食べられないのにいつもケーキやお菓子を買ってきてくださるのですが、その方の目の前で私たちいつもすぐいただくんです。
買ってきた本人は食べられないのにです。
いつも「いいよ、いいよ。」と言ってくださるのでお言葉に甘えっぱなしでしたが、ここに来てその方の気持ちがとてもよくわかりました。
見ているだけで幸せなのです。
それが幸せと思えるのは、いつか自分も健康を取り戻して同じものを一緒に食べられると信じているからだと思います。
②見えていなかった家族の思いやり
今日のお昼はサンドイッチでした。サンドイッチ用の食パンをお店で切ってもらうときに、家族の人数×2枚にしてもらっていたのに、私が断食に入ってしまっていたのでパンが余ってしまいました。
まあ、切れば帳尻は合うのですけど、1枚をそのまま使って具をガンガン挟んでいくスタイルでしたから、3枚のパンでサンドイッチ1個を作ってました。
断食するよーと前もって伝えてはいたのですが、当たり前のように準備されていた私の分と思うと、ありがたくて感謝の念でいっぱいに。
ほんと些細な事なんですけど、家族って一緒にいない時でも私のことを考えてくれてるんだと思うとじーんときますね。
自分に向けられた思いやりのすべてにはいつも気がつけなくて申し訳ないと感じた一方で、小さな思いやりにも気付ける人でありたいと思った次第です。
③便秘になることがある
最後は感動のフィナーレで締めくくりたかったですが、断食記録としてもこのブログを使っているので書かないわけにはいきません。
断食後の「すっきり大根」&「梅流し」は絶対にやるつもりなので、便通事情については詳細に記録いたします。(読みたくない人は逃げて)
現在2日連続でお通じがありません。
通常モードでは1日1回は確定。さらにレイキを始めてからは1日2回という日も多々ありました(レイキってほんまなんなん…1日2回ペースなんて小学生以来じゃ)。
よっぽど体調が悪い時を除いて下痢・便秘とは無縁なので、2日も出ないなんてどうかしちゃってます。
断食本番の前日に食べたあれやこれや、今現在どうなっているんでしょう。
小さくなって体の中に入って見に行きたいくらいです。
よくファスティングの体験談などで目にする、『体が軽くなりました!』という感覚、まだありません。
はよこーい。
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