ファーストコンタクトは夢の中
二十代の後半の頃見た夢の話です。
赤い龍が夢に出てきました。
その龍は私が生まれ育った地元の川を上流に向かってニコニコしながら上機嫌で泳いでいました。
川沿いを自転車に乗ってその龍を見ている映像だけなのですが、これは何かいいことが起きる前兆なのかも?と思い、宝くじを買いました。
当たりませんでしたが・・・
2回目は声
2023年5月。
当時の仕事で雇っていたスタッフさんから、不思議な話を聞く機会が度々あり、その中でも「私、龍を見たことがあるんです。」というのがありました。
元々龍なんているわけないと思ってたし、さほど興味もなかったのでスタッフさんの話についても半信半疑だったのですが、ちょうどその頃岡山にある龍にまつわる神社に参拝したんです。
その後しばらくしてから寝入りばなや、入眠して一時間後とかに、声が聞こえるようになったんです。
初めて聞こえてきたのは、「先生の名前、みーつけた♪」
当時、先生と呼ばれるような職業についていたため、子どもの霊でも連れて帰ってきたのかな?祓おーっと、なんて思っていましたが、今思えばあれは龍だったんだな、と。
5,6歳の男の子か女の子かもわからない声で、随分ふざけた感じの声でした。
声が聞こえた一度目はそれっきり。
ただ、そのメッセージの意味は後に知ることとなります。
3回目はあいあい事件
2023年5月4日。
私の中でかなりの衝撃だったので、あえて事件と言わせてください。
夜、入眠後しばらくしてから背中に飛行機が離陸するときのようなものすごい重力のようなエネルギーを感じました。
のような、が多いのはさておき。
腰から背中にかけて上っていく凄まじいエネルギー。
何が起こっているかさっぱりわからず、身体が思うように動かず苦しい苦しいと思っていると、またしても声が聞こえてきたのです。
やはり子供のような声でした。
「あいあいあいあいあいあいあい・・・」
ずっと「あいあい」言ってるんです。
意識ははっきりとしているのですがやはり身体は言うことを聞かず、心の中で
「あいあいだけじゃわかんない!」
と声の存在に呼びかけてみることに。
それでもあちらは
「あいあいあいあいあい・・・・」
あいあいとしか言ってくれません。
困ったので、
「わかるように言って」
とお願いしてみると
声の主は、ただ一言
「あい。」
と返事をしてくれました。
意味不明ですよね。
そこで、声は聞こえなくなり、身体の力が抜けて元の状態に戻ったのです。
疲れたのでまたすぐ寝ました。
あれってなんだったんだろうなあーと今でも思いますが、龍が伝えたかったのは【愛】だったんじゃないか、と私は思っています。
安直でもいい。
それ以外思いつかないし。
4回目・・またしても夢の中
この頃から龍とのコンタクトは夢の中か、睡眠と覚醒の間の半覚醒状態の時に頻繁に起こるようになっていました。
夢と言っても、明らかに普段見る夢とは質が違うので、あれを夢と呼ぶのには少し違和感があるのですが。
コンタクトが始まる前には、意識がはっきりとしていて、背中にエネルギーが流れ出し、あの感覚(例の超絶Gがかかる状態)が、「あ、来るな。」とわかるようになっていました。
そして、例の強烈なエネルギーを感じながら、どこか暗い(と言っても恐怖感ゼロ)トンネルを抜けて、煙のような渦巻きが見え始め、別の次元?に行ったり、渦巻きの先にビジョンが見えたり。
そんなことが睡眠中によく起こっていたんです。
そのような体験の中の一つです。
その日の夜も、「あ、来るな」と思ったら丸い楕円形のようなスクリーンに映し出されたビジョンが見えてきました。
淡い水彩画のような色彩の世界で、空や山や川があり、そこには緑の龍がいました。
まさに絵に描いたような世界で、絵に描いたような龍がゆったりと空を飛んでいる。
それを映画でも見るように遠目に見ている私がいる。
それだけなのですが、そのビジョンの終わり方が印象的だったのです。
私が普段見る夢であれば、頭で見ているような感覚(脳が見せている記憶の整理だろうと思われる夢です)があり、何となく目が覚めて終わるのですが、
その夢(ビジョン)は楕円形のスクリーンがシュ―――っと縮んでいって、最後は点になり、胸の中で消えました。
脳ではなくハートで見たのだと思います。
ハートで見るって何?と思われる方がいるかもしれませんが、そうとしか言いようがないんだよな。
もっといい表現を思いついたら、詳しく書きたいと思っています。
5回目も夢の中
2023年6月8日。
入眠後だったと思います。
例の感覚の後に、見えてきたビジョンです。
私の家から見える山のてっぺんに白い龍が浮かんでいました。
とても大きな龍で、真っ白で美しく、落ち着いた雰囲気の龍でした。
絵に描いたような龍ではなく、結構リアルです。
山の3分の1くらいのサイズの龍なので、これが夢で無かったら震え上がって何もできない案件。
ですが、この人絶対優しい!という安心感が何故かありました。
人じゃないけど。
そして私はその龍の傍にいて、一緒に歌を歌うのです。
言葉は無く、「あー」という音だけで色々な声の出し方を試しているようでした。
それだけ。
その頃、チャクラについて調べたり、瞑想したりが習慣になっていたのですが、身体にある主な7つのチャクラのうち、喉のチャクラ、いわゆるスロートチャクラの位置がよくわかっていませんでした。
それが、夢から覚めたとき、「あ、白い龍と練習した歌で使っていた部分だ」とわかったので、とても感謝したのを覚えています。
龍からのメッセージの答え合わせ
少し前に書いた「先生の名前、みーつけた♪」の意味が分かる日がとうとうやってきます。
”先生”というのは私のことではありませんでした。
2023年、私は当時の先生の仕事をリタイアすることが決まっていました。
その後は、何をしようとか決めていなくて、仕事を辞めたらしばらくのんびりするつもりでいました。
その年の11月にやっとそれまでの仕事のあれこれが片付いて、さて何をしようかと考えたときに、せっかく自由な時間が持てるのだから、以前から興味のあった気功かレイキをしようと決めました。
エネルギーワークに関することがしたい、という漠然とした興味しかなかったので、そういったことを調べ始める前は、レイキのレの字も知りませんでした。
レイキってものがあるんだ、ふーん。くらいのもんです。
なんとなく「レイキ 東京」とかで検索したら、一番上に表示されたサイトが今の師匠のレイキサロンのHPでした。
(レイキのついでに)東京に遊びにも行きたいしなー、とか軽い気持ちで東京って入れたんだと思います。
普段なら他のヒーリングサロンやヒーラーさんについて入念に調べてから選ぶのですが、最初に見たHPをざーっと見ただけで決めてしまいました。
そしてすぐに予約の電話をしました。
ヒーリング施療ではなくアチューンメント(伝授)の方で。
なぜ師匠のところに行こうと思ったか、はっきりとした理由は特になく。
なんとなく。ただそれだけ。
その後、師匠と会って話をしている中で分かったことなのですが、師匠が過去に行ったことがある神社と私がその年の5月に行った神社の名前が同じだったのです。
貴船神社。
それぞれの行った神社の場所は違うのですが、御祭神は高龗。タカオカミです。
水を司る神様と言われています。
あ。繋がった。龍が繋いでくれたんだ。
何の疑いもなくそう感じました。
先生って師匠のことだったんだ、と。
だけど・・・
じゃあ、「先生の名前、みーつけた♪」の時に名前も言わんかい!
・・・と、思ってしまいました。
今では龍に大変感謝していますが、答え合わせができるまでに半年もかかっていました。
6回目・・・というかもう何回目かわからない
今では色んな存在とコンタクトがあるのですが、ただ、自分の中でこれは龍だった、とはっきりわかる時だけカウントして6回目としています。
今回も夢の中。
ちょうどレイキを習い始めてしばらくしたころだと記憶しています。。
もう夢って書くの違和感しかないんだけど、仕方がないから夢で。
ビジョンという言葉にも違和感があるのですが、なんせ自分の中での定義がはっきりしてないのでどうしようもないですな。
それは黒い龍でした。
あ、もちろん例の感覚の後ですよ。
黒い龍は三体で空を飛んでいました。
三柱が正しいのか・・・
同じ方向に向かって、どこかへ急いでいるようでした。
なぜそこが空だと思ったかはわからないですが、高いところで、霧なのか雲なのかわかりませんが、何かそれっぽいものが空間にあるから・・・・
私はその龍たちの背中を追いかけて必死で飛んでついていっているのです。
龍たちの尾は見えないので、背中の途中あたりに位置して私は飛んでいるのでしょう。
龍たちはとにかく速くて、私が置いて行かれそうになり失速すると、一体の龍が私の方へ顔だけ向けて心配そうに様子を窺っていました。
その間も私と龍たちはもの凄いスピードでどこかを目指して飛んでいます。
それで夢は終わり。
目覚めたときは、黒い龍は優しいなあーと、じーんと感動していました。
その夢を見た頃は、自分の霊性を高めることや、本来の自分に戻ることについて興味を持っていましたので、早く成長したくて焦っていたのかもしれません。
今これを書いていて思うのですが、当時は随分難しく考えていたみたいです。
なんか、真面目というか・・・ちょっと笑ってしまいそうです。
もっと力抜いて適当に遊びながらやればいいのに・・って感じですね。
レイキの道は順調だとは思っていましたが、自分が期待していたスピードで成長できていない気がしていたのを、龍が励ましに来てくれたような、そんな夢でした。
結局
結論、私の中では龍が「いる」ことに間違いはなく、だが、それを証明できないのがもどかしい。
スタップ細胞はあります、と言ったあの人もこんな気持ちだったのでしょうか。
やーれ、もどかしい。
自分が体験したことが誰にでも当てはまるとは思っていないですし、見え方や聞こえ方、感じ方は人によって様々だと思っています。
ただ、同じような体験をしている人が数多く存在しているのも事実ですし、
もし周りの人や皆さんのお子様が似たようなことを言っていたら、
「嘘つくんじゃありません」ではなく、
「あら、龍に会えたの。よかったわね。」で、お願いします。
それはそれは素敵な体験ですので。
重ねてお願い申し上げます。
今までコンタクトのあったどの龍にも感じることですが、
・なんだか懐かしい感じ
・友達のような家族のような
・優しくて大好き
こういった感覚がいつもあります。
そして見えたり聞こえたりしなくても、龍の存在を感じることは日常の中にもあります。
言葉にしようとなると難しいのですが、守られているような感覚です。
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